【レビュー】LoveChoice 択愛|愛の選択は難しい

レビュー

みなさんこんにちは。

本記事では、steamで遊べるインディーゲーム『LoveChoice 択愛』のレビューをしていきます。

このゲームについて簡単に説明すると、恋愛に関するストーリーとその中での選択を通して、プレイヤーが愛について考えるように設計されているアドベンチャーゲームです。

steamでの値段は\235で、評価は圧倒的に好評となっています。プレイ時間は1.5時間ほどです。

筆者の感想としては、steamの評価もうなずける、アイデアが素晴らしいゲームだと感じました。

実際のプレイ体験が大事なゲームであるため、ネタバレはしないようにレビューしていきます。

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LoveChoice 択愛

3つのストーリー

『LoveChoice 択愛』は3つのストーリーから構成されています。

ストーリーのタイトルは、「ラブ・ゲーム」「愛・距離」「愛・探偵」であり、それぞれタイトルに沿った内容のストーリーが展開されます。

3つのストーリーは「愛」というテーマで一貫していますが、内容はそれぞれ独立しています。

愛の選択

ストーリーを進めていると、選択肢を提示されることがあります。

女の子との仲を深めるためには、最適な選択肢を選びましょう。

最適な選択肢を選ぶには、「愛」について深く考える必要があります。

選択のシーンには特別な仕掛けが隠されていることがあるため、選択は慎重に行いましょう。

異なるエンディング

あなたの選択によって、異なるエンディングに到達します。

2人が結ばれる幸せなエンディングだけではなく、「恋愛の終わり」について考えさせられるエンディングもあります。

1度エンディングに到達した場合でも、また新たなエンディングを目指してみて下さい。

評価・レビュー

アイデアが素晴らしい

『LoveChoice 択愛』をプレイしてまず伝えたいのは、アイデアが素晴らしいゲームだということです。

ストーリーは1回目のプレイでは、おそらく大半の人が間違った選択をしてしまうと思います。グッドエンディングを目指すためには、選択肢に隠されている仕掛けに気づくことが重要になってきます。

自分でその仕掛けに気づいた時には、よくできてるなぁと感心すると同時に、このゲームのテーマである「愛」について少し理解できた気がしました。

ゲームならではの演出により、単純な恋愛小説や恋愛ドラマとはまた違った体験をすることができるため、ぜひプレイして味わってみて欲しいです。

プレイしてわかる恋愛の難しさ

”遊ぶというよりも感じるのが重要となっているゲーム”

作者がこう宣言しているように、プレイした人は「愛」について何か感じることがあると思います。

筆者の場合、恋愛の難しさについて感じることになりました。

例えば1つ目のストーリーでは、グッドエンディングに到達するためには、すべての選択肢で最適なものを選ぶ必要があります。

エンディングでダメだった選択肢についてダメ出しをされ、それを修正するために何度もやり直しをするうちに、恋愛の難しさを痛感しました。

現実だとやり直しはできないので、恋愛って超高難易度ですよね。

翻訳が怪しい

『LoveChoice 択愛』は海外のゲームですが、日本語にも対応しています。

しかし、ところどころで翻訳が怪しいところがあります。

言葉の意味が分からないほど翻訳がひどいというわけではありませんが、本来の表現や言葉のニュアンスは分かりにくくなってます。

steamのストアページを見ると、ゲームのメインデザイナーさんがすべての翻訳を行っているらしいです。

少人数で開発を行っているインディーゲームなので、翻訳の粗さは気にせずに、ゲーム体験やそこから感じ取れることを大事にプレイしてみてください。

まとめ

今回は、『LoveChoice 択愛』をレビューしました。

総評としては、「翻訳の粗さはあるが、作者のアイデアとプレイ後のあと味が素晴らしいゲーム」でした。

\235でプレイ時間1.5時間と、安い値段でサクッと遊べるゲームですので、気になった方はぜひ遊んでみて下さい。

最後までご覧いただきありがとうございました!